ピアソラに出会えたから!
アストル・ピアソラは、アルゼンチンタンゴの巨匠。
愛妻と二人で「ピアソラ・永遠のリベルタンゴ」と言うドキュメンタリー映画を鑑賞。
ピアソラの音楽には、過激な革命性と連綿たる伝統性が混在している。
独特の演奏形態は、まさに比類がない。音楽史上でも比較対象がないのである。
世界的な巨匠なのに、母国アルゼンチンではその音楽性はタンゴ正統派・保守派から批判され危うく殺されそうにもなる。
川井郁子さんは、夫婦で良く聞く美貌のバイオリニストであり作曲家。
彼女は言う。「ピアソラに出会えたからクラッシックの境界線を越えることができた」
川井郁子さんも独特の演奏形態を持ち、正に比類がない。
比較できる演奏家がいない。
過激なドラマ性とクラッシックの現代的な編曲との融合による
「踊り舞い見せる演奏形態」を醸し出す。
冷静と熱情。静と動。伝統と革新。確かにどこかで聞いた曲。
でも全く初めて耳にする曲でもある。
「限界点を超えるには条件」がある。
そう!先人(既に成し遂げた存在)の偉業があることだ。
人間脳は、具体的にイメージできることは全てを現実化することができる。
ピアソラに出会えたから川井郁子が誕生する。
私もいつの日か、「あなたとの出会いが自分の人生を変えた」と言われるような「先人」になろうと決意する。